IIJ mioのeSIMを試しているよ

iPhone XRを、apple storeで入手したものの、海外に行くでもなく、本来の機能を十分に使いこなしていないところIIJさんからeSIMプランが登場したため、早速使用開始、で1ヶ月ほどすぎたので、所感を。

0) そもそもeSIMとはなんぞや?
あまりに当たり前にSIMを使っているのでうっかりしていましたが、eSIMとはなんぞやという思いに駆られます。
SIMはSubscriber Identification Moduleの略だそうで、携帯電話の基地局との通信を行うにあたって、この電話番号はこのSIMカードのIDと紐づいているよ!を格納したもの、といえそうです。
https://en.wikipedia.org/wiki/SIM_card

とはいえ、むかーしは、確かSIMカードってなかったように思います。いつの頃かSIMカードというものが携帯電話に差し込まれるようになって、これに電話番号が入っているらしく、差し替えて使えるぞ、ということになってます。
SIMカードは物理的なICチップなのですが、これがeSIMの場合はソフトウェアとして書き換え可能なSIMとしたもの、らしいです。embedetted SIMとのこと。物理的に見ることができないので、なんとも言い難いですが。昔の戻ったようでもありますね。
ただ、目的があって、たくさんの通信機器にSIMカードをいちいち挿すのはめんどくさいので、ソフトウェアで書き換えてやろう、それもリモートで、という局面では便利なものになろうという気がします。
とはいえ、今回に関しては思いの外、マニュアルで作業を進めていくことになります。
 
1)プラン契約
すでにIIJ mioのSIM契約があったため、プラン追加を行います。画面ははしょりますが、とりあえずなんのオプションもなしで進めました。

こちらがIIJさんのページになります。
https://www.iijmio.jp/hdd/esim/index.jsp

2)アクティベーションコードの表示と読み取り
ここからがeSIMならではのフローですが、QRコードを読み取ってアクティベートを行います。
諸々登録が終わるとこのようなQR読み込み画面になります。
なお、アクティベーションコードをなくすと(設定したiPhoneを紛失するなど?)再発行手数料がかかる

QRコードを読み取る画面を開きます。ここでいうと、Cellularを選びます。

水色文字のAdd Cellular Plan を選択。

カメラが起動するので、先ほどのQRコードを読み取ります。


認識できるとこのような画面に。ボタンを押します。


Secondary に今回追加するプランが表示されました!

なにやらダイアログが表示されます。認証されていない携帯プランということで、色々影響があるよ、とのこと。
OKして、どういう方法で使う?みたいなことを聞かれまして、とりあえずデータ通信をSecondaryを使うようにしました。


3)設定画面の確認
以上で、基本的なeSIMのプラン追加はできた模様です。
データ通信はSecondary を使うよ、という設定になりました。なお、一番上の部分を押すと、メインの回線かサブの回線どちらで通信するか選べるのと、電話があったら自動でメインの回線に切り替えるといった設定がありますが、サブがデータ通信なので、あまり意味がない感じです。

通信状況の表示でIIJ と Softbank 2つ表示されるようになりました!
docomoでもなくIIJと表示されるのがカッコウィいですね。

4)速度はどうか?
speedtestアプリでウキウキ計測をしましたが、さすがにMVNOなので、お察しな速度となりました。

下りが1Mbpsだと従来と比べるとすんごくおそいため、遅いなー、と思います。

また、昼間や朝夕はやはりニュースサイト開くだけでもモタモタ表示になるのと、画像の読み込みが遅いという、MVNOですよねお察しな使用感でした。

ex) その他
・テザリングできなくない?
→IIJの てくろぐサイトで記載の設定方法でテザリングできるようになりました。
https://techlog.iij.ad.jp/archives/2607
→ただ、そうするとSoftbank側のテザリングがうまく動かなくなったようですが、詳細はまだ未検証です。

・mioPONで速度変更したいけど出てこない
→これもてくろぐで説明があって、しばらくしないと新規追加プランがメニューに出てこないとのこと。表示されてしまえば、通常のmioPONの操作と同じでオンオフできるのと、通信量の確認ができます。

・通信量の確認ができたけど容量少なくない?
→なんと、きっちり日割りで容量計算されていることに気づきました。

1ヶ月使ってみての所感
通信速度が遅い遅いと予期していたのと、今でも遅いな、とは思うのですが、人間というのはやはり恐ろしいもので、遅いなら遅いなりに慣れてしまいました。しかしながら、新たしいことをぐいぐい調べようとか、出先でこのアプリを開きたい!とかいう局面では、もたつきすぎてダメということがあります。
その場合は、素直に元のSoftbank回線に変更するんですが、その操作が意外とめんどくさいです。これは、iPhone側のUI変更でなんとかなってほしいところ。
androidであれば、ホームスクリーンにウェジェット配置などでうまく回避できそうですが、iPhoneの場合はしっかりとOSに組み込まれたUIがあったほうが良いし、そういう作り込みが大変だろうなぁ、、と思っています。

一方、経済的および使用の手間を踏まえ、単なるデータSIMだと思うならば、上記の面倒な操作のない、Softbank回線の通信容量を増やせばいいじゃん、が一番妥当な選択肢になります。

が、個人的には2つの狙いがあります。
一つは主回線の障害時に副回線が1台のiPhoneで切り替えられる心強さ。softbankは大規模な回線障害があったり、田舎はsoftbank入らんやんけ!という状況でも、完全に通信ロストという可能性が減るのかなと思います。
さらに、ではなぜそこまでデータ通信確保が必要になるかというと、昨今、なんとかPAYやLineのようにスマホ本体に紐づいたサービスでは、アプリが電話番号ベースでアクティベートされていることが多く、スマホ2台準備しても意味ないことがあります。そのため、1台のスマホで適時通信はできたほうが便利ではあります。よく海外でもLineはメイン端末でWi-Fi接続、通話通信用に別のスマホ持っていく運用をしますが、eSIMはそういった面でも手間が少ないかなと思っています。

もう一つは、単純に新しい技術を試す、になります。5Gがまもなく登場しますが、電話と通信という考え方が本質的に変わってくるものと思います。で、どう変わるんかねはもやもやとしていますが、通信インフラと通信そのものはどんどん分離していきますので、通信の契約というものもどんどん分離されていくものになったほうがいいんじゃない?という考えのもとに、IIJさんの新しい試みへの応援でもあります。

もし機会があれば、海外でさらにeSIMアクティベーションでどうなる!?ローミングは?!を試してみたいと思います。



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