Kindleとか未来とか

Kindleを導入しましたよっと。

ひっくり返ってますが言語選択画面

というのも、某芥川賞作品読んだ読まない、という話でわたしKindleで読んだってことを聞くにつけ、これは新しい波を感じざるを得ず。

とはいえ、以前からKindleには興味があったものの、無印Kindleは解像度が低いらしい、とはいえ、解像度が高いモデルは高い、いうことで二の足を踏んでいたのですが、いつのまにかモデルチェンジしたPaperwihteというモデルの解像度が高いものに。

選択肢はwifi, 3G 広告有無ですが、ipadの例でテザリングするのはやたらめんどくさい、とうことで3G, 広告もいらないで、そのモデルに。他のモデルを比較したことはないので、ここが良くなったとか気に入らないとかないので、その上での所感を。

ただ、iPadでじつは読書読書とおもっていたのが結局読めてねぇっていうのが現状でそれはなぜかってことはピンとしたこと。

・びっくりしたこと
アカウントがデフォルトで設定されている!という驚異。
これ、どうやって設定してるんでしょうか。出荷前にデバイスをつないで設定をしてから配送している?とすると、その後に箱詰めしてるんだろうかと。SIMカードも刺さっているはずなので、出荷前に何かしているような気はしますが、今度はSIMはいつ刺してるんだってことでその出荷プロセスに恐ろしさを感じております。
作って箱に詰めて注文きたら発送する、というわけではなく、製造と販売と顧客情報をすべてもっていないとこれはできないぞとamazonの底の深い恐ろしさを感じます。

・読み心地
で、問題は夜寝っ転がって文書を読めるか?という点で、これがiPad miniではどうしても輝度が高いのと、大きさ重さがちょっと手にあまる、ということで文庫本のそれを超えない。で、スマホなら小さくていいじゃん!ては思うかもしれないのですが、今度は色々な通知が飛んできて集中できないってことがあり、やはりそれは文庫本のそれを超えない。ですが、Kindleはちょうどいいサイズ重さ、で通知は来ないのでディスターブされない。
さらに、ページをめくんなくていいとか、しおりをはさまなくていいとかいうのは本のそれを超えてます。
一方、古い脳なので、全体はどれくらいの分量があって、今わたくしは本の森のどこにいるのかというアナログな位置感はまだまだ再現できないなぁという思いはあります。

・その他きっと便利なこと
辞書が使えるとか、どんだけ読んでも物理空間を占めないとか、X-rayとかきっと便利なことがあるんでしょうけど、本が読みたいのであってそのプラスアルファはおまけだろうといまのところは思ってます。

・本の未来
やたら飛躍しますが、本の未来について。
紙の本がいいとか、紙の本はもうダメだとか、デジタルがいいとか悪いとかはきっとあるのだろうけれども、紙の本もいいし、デジタルな本もいいというのが結論。
これは、文字による情報というのはAの次にB、次にCを配置することによって概念の構造と論理を形成するものであるので、その情報自体を表現するにはどんな手段でも構わないし、また、その読解も人が認知できればそれで良い、であるならばそのメディアは一番最適なものであればよく、シグナル・ノイズ比が人間の能力と適当であれば良い、ということになります。
ただ、その上で、 人間は気まぐれなので、Aの次にBなのだがその前のυはなんだったけ?て後戻りしたり、LとRをあわせて眺めてみたい、という線形の構造から逸脱した情報掌握をしたい、とした場合に、今のところ紙の本の方がやりやすいということ。
これはある意味では、紙メディアを主体とした教育を受けてきた我々の認知体系がそうであるだけで、口承伝達によって物語や情報をつないできたときの脳内現象とはそれはまたそれで異なるものであったとは思います。
本に書かれた情報を一度読めばすべての脳内にストックしておけるのであれば、多分前後する読み方はしないのだろうと思います。
Kindle的なモノで読むことによって、多分あたらしい思考方法が生まれるのであろうというぐらいのイメージであります。

・大いなる不満
最後に、大いなる不満なのが、Kindle単体で本が買える!読める!なのですが、個人的には圧倒的に書店のエクスペリエンスに劣るということ。みんなamazonで買う、読むといったことしてるので、まあ気のせいなのかとも思わなくもないのですが、にしてもこれはデジタルデジタルになってきても数年来消えない疑念で、果たしてこの感情はなんなのかと改めて興味が尽きない昨今であります。









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