Суммы пожалуйста! (SIMパジャールスタ)といってもそれほど通じなかった件
ロシアでゲットしたSIMとパッケージ。パッケージがカワイイ!というのも大事。 |
ロシアと一言にいっても、広大な国土を持つ国なのですが、今回訪れたのは極東地域、ハバロフスク、ウラジオストク、サハリンのユジノサハリンスクです。
で、事前にSIMカードどうやって買ったらいいのかなと調べてはいたのですが、以前のようにココにSIMカウンターがあるという確たる情報がなかったため、難儀しましたが。なかなか旅行者向けの情報がなく、現地いってえいやーで何とかなるかなとおもっていたのですが、案の定なんとかなりました。
1)どこでどう買ったのか?
さて、どこでどうしたのか結論からいくと、ハバロフスク空港にはSIM売っているカウンターがあります、が、国際線ターミナルにはなく、国内線ターミナルなので、それが注意です。到着時ではなく、乗換出発時に国内線に乗ったので、その際に入手できました。
カウンターがあったのはBeelineという会社。キリル文字ではбтлайнと書きます。蜂?ぽい黒と黄色のアイデンティティカラー。
ハバロフスクの空港の国内線ターミナル。ガラス張りで売店も充実 国際線では焦って写真とれてないんですが、小さく暗く、SIMカウンターもなし。 |
2)具体的なやり取りは?
カウンターにいってお兄ちゃんに、SIM please! SIM パジャールスタ!っていったんですが、いろいろ言われてはて?よくわからんてなったんで、携帯見せてこれに入れたい、ってオーラで説明。お兄さんがカウンターからベストと思われるSIM取り出しこれでいいか、って言ってたんで、オケーっていいました。
で、やはりロシアっぽいとおもったのは、Micro SIMがいいの?と言われた(ような気がするので)Да (Yes) といったら、SIMカッターで標準SIMをバッチとカットしてMicroにしていらっしゃいました。
実用上問題ないのでいいですが、びっくり。
パスポートは?ときいたんですが、いらないと特にコピーもとられませんでした。めんどいからそうなったのかどうかは不明です。
ちなみに、実際どういうプランか解読すると、どうやら月間プリペイドの模様。ただ、この場合300рとあるので、99рぼられたかな、、、という気がしないでもない。
http://khabarovsk.beeline.ru/customers/products/mobile/tariffs/details/vse-za-300/
3)そして開通へ。。。
開通手続きは、ここの番号にかけてといわれたので、*101*1111#にかけると、メッセージがアラートされて開通。
それでも日本円にして1200円ぐらいで通信速度もよく、よかったです!
なお、SIMフリーのAndroidにさして、iPhoneをテザリングしてつかってました。APN設定はSIMに書かれているものでOKで設定不要でした。
通信速度ですが、キャプチャはこちら。場所はサハリンのユジノサハリンスク、だと思います。下りで4Mでてるので、快適です。SIMには4Gの記載もあるので、LTE端末だとひょっとするとチョッパヤかも。
アップロードがあれですが、ダウンロードは実用。 出先でfacebookに写真あっぷもできていたので、問題無し。 |
ex) その他情報
・その他の空港では?
ウラジオストク空港は奇麗でひろく、ハバロフスクと違い、国際線国内線一緒のビル。1階、カフェの前にMTCというキャリアのカウンターがあるので、今回は使ってないですがSIMが買えるはずです。なお、そこで、別件お買い物したのですが、カウンターのお兄ちゃん、ほぼ英語は通じませんでした。。。
ユジノサハリンスクは、ロビーにチラシはありましたが、カウンターは見ませんでした。多分ないんだろうなぁ、、、とおもいます。
・空港以外はどうなの?
今回訪問したどの都市もですが、町中に携帯屋があるので、SIMや携帯が簡単に手に入るはずです(買ってないですが)。ロシアの商店は表に営業時間が書いてあるのですが、日中おそいところでは10時ぐらいまで開いているようでした。
ちなみに、携帯料金も月額口座引き落としとかではないようで、チャージしに結構頻繁にお店にお客さんが来て紙幣を支払っていましたので、それも至る所にある理由かと思います。
・キャリア事情は?
wikiが詳しいですが、大きく3社あるみたいです。他にも会社を見ました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ロシアにおける携帯電話
その1 МТС (MTS)
アルファベットではMTSになります。赤い色のキャリアです。ウラジオストク空港にあったぐらいなので、それなりにナショナルなキャリアなのかしら。。。と思います。空港のカウンターではSIMロックで1990рの携帯があったり。タブレットも同値段でした。必ずしもSIMロックは日本だけではなく、プランの選択肢で端末安くする引き換えにロックするのはあるみたい。
会社のサイト http://www.mts.ru
wiki(英語) http://en.wikipedia.org/wiki/MTS_(network_provider)
ハバロフスクにて、MTCショップです。 |
ウラジオストク空港にて。 |
その2 МЕГАФОН(Megafon)
一気にロシアっぽくなりますが、メガフォン。顔っぽいロゴが若干にがてな緑のキャリアかと。それほど心ひかれなかったのですが、ショップはMTSなみにあるので、メジャーなキャリアです。ウェブサイトはわかりやすい。
会社のサイト ちなみに地域によってホスト名が変わるのですがこれはモスクワ 何が違うのか解読に時間を要します。。 http://moscow.megafon.ru
英語wikiページ LTEをスタートして、ソチ五輪でテストされたとか http://en.wikipedia.org/wiki/MegaFon
緑のゲートがまぶしいねのmegafonショップ |
その3 БИЛАЙН (beeline)
そしてわれらが黄色のbeeline。が、ショップの写真を取り忘れた、ってのと、ウェブサイトみなおしてたら、プラン比較がわかりにくい事この上ない(ロシア語すらすらならべつかもですが)。しかしながら、チラシとかのデザインが好みなので、それでよしとします。
ちなみに、SIMは日本でもまだdocomoローミングでデータ通信は使える模様、いいのだろうか、、、。
会社のサイト http://khabarovsk.beeline.ru
英語wiki http://en.wikipedia.org/wiki/Beeline_(brand)
その4 TELE2
キリル文字でなくLを使ってるんで、海外の会社。wikiによると、ヨーロッパが母体の会社みたいです。読みは、テレ・ドゥバーですかね、某アニメの影響でドゥバーは読めます。それほどショップみなかったようにおもいます。パッケージがシンプルすぎて、ロシア語読めないと手の出しようのないという、タイポグラフィックなツンデレキャリア、とでもいいましょうか、、、だれが試してほしいものです。
会社のサイト http://tele2.ru
英語wiki http://en.wikipedia.org/wiki/Tele2
ユジノサハリンスクにて。黒い。 |
あと、いずれのショップでもおなじような機種のスマホなりが売っています。これは、日本の買い方とはちょっと違って、買い切り、だいたいSIMフリーです。スマホは安ければ1990р 6000円ぐらいから、最高値はやはりiPhoneなどで、4S SIMフリーで28800рだったように思います。
以上が簡単なまとめです。
で、SIMつないで実際どうしてたの?とか、この文字ドやって読むの?とか、現地の人の利用スタイルは?とかいろいろ興味はつきないところですが、いったんここまで。ダズビダーニャ!
補足
↓普通にこういうでかいので電話してるひともちらほら、ここで買うのがいいのかわかりませんが、simフリーであれば、どこでもsimさせるんで1台もつのはオススメです
↓これは小さいの。小さいのは単純にでかいのより安い、という視覚に訴えかける価格設定でした。ただ、電話したりテザリングするにはこれぐらいがかわいくていいなぁと思いました。
こんにちわ、いろいろネットを探して小川さんのブログに辿りついました。突然のコメントお許しください<(_ _)>実はこの夏ハバロに行くのですが、そこでsimを買おうと思っています。小川さんの買われた情報とても助かりました。参考にさせていただきたいと思います。それとちょっと教えてほしいのですが国際線ターミナルから小川さんの行かれた国内線ターミナルへはどうやって行ったらいいのですか?ハバロの空港のサイトやらいろいろ見てもまったくわからなくて、、、お手すきの時に教えていただけると助かります。それと両替ですが空港ではできましたか?他の方の情報だとウクライナ問題とかでVISAもMASTERもあんまり使えないみたいなの見たのですが実際どうでたか?
返信削除もはやハバロフスクに降り立っているモノと思いますが、、、コメントありがとうございますとご返信遅くなり申し訳ないです。
削除さて、国際線ターミナルから国内線ターミナルは、歩いて、いきます。わかりにくだけで大きな道方向に普通にトコトコ歩いていけば左手側にあるはずです。
両替ですが、空港ではしてません。記憶が曖昧ですが、とりあえず一万円分ぐらいを成田で両替しといた気がします。それ以外のキャッシュは地方だとVISAカードでキャッシング。ズベルバンクの緑のヤツがいたるところにあるので当時は困りませんでした。ウラジオストックはそれなりに銀行が整っているので、ドルからルーブルに変えたりしていました。
ご健闘完了かもしれませんがご参考ください!